京友禅のできるまで
- 2017/03/13 ⑤引き染め師
-
色合わせした染料を刷毛でムラの出ない様に染めていきます。濃い色は2~3度色を重ねて染め上げます。
- 2016/12/01 ④糊置き師
-
下絵の線画をもとに、模様に沿って「糸目」を置きます。これは差し友禅の際、染料が模様の外側ににじまないようにする堤防の役割を果たします。
次に伏糊と呼ばれる工程を行います。これは次の工程で布を染める際、模様の部分が染まらないようにする為(マスキング)です。
- 2016/12/01 ③下絵師「友常」
-
意匠参考を基に青花の液で下絵を描く工程と顔料や金・墨などで仕上げます。
- 2016/11/04 ②ゆのし師「戸崎整理」
-
生地の長さや幅を整える為に蒸気で生地を伸ばします。
ゆのしは、下のし・中のし・上げのし等、3~4度、行いますが、生地のシワを伸ばすだけでなく、発色を促し、光沢を与える作用もあります。 - 2016/10/24 ①企画・意匠の考案
-
日本古来の美術工芸品や伝統的な文様を参考に、模様と色彩の配置、バランスを考え、意匠図案を考案します。職人と販売担当者が意見を交わし、意匠図案が決定しましたら、作りたい衣裳の品種に適した生地を選択します。